虹色プライヴェイトflavor

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精神が女児な人の備忘録

2018年に観たドラマ

土曜ナイトドラマ「おっさんずラブ」公式ブック

土曜ナイトドラマ「おっさんずラブ」公式ブック

プリチャンとアニポケに並ぶ2018年のMVP作品。

コウノドリ1期/2期
・家政夫のミタゾノ2期
おっさんずラブ
ヒモメン
・Prince of legend
・ドロ刑

6本だけど、例年よりも多い方。
下手すると深夜アニメよりも面白い物ばっかりだった気がする。

大正義、おっさんずラブ。夏映画と2期決定おめでとう。
吉田鋼太朗という大御所の壮年男性俳優演じる黒澤部長が乙女心を演じるってプランは豪胆だし、コミカルに茶化す部分が多くても決して馬鹿にせず、男が男を好きになるなんて!といった、ありがちな葛藤をすっ飛ばして…というか、男だってお姫様になっても良いみたいな間接的にそれは普通じゃないみたいなことをわざわざ言わずに、黒澤部長が乙女心を抱く事を肯定しているという先進的な倫理観で成り立っているのが、面白かった要員の一つだと思う。
それに、いかなる個性も決して問題視せず受容してくれるプリパラに通ずる部分もある…
(現実にそういう存在に対して理解があるかどうかは別としてこういう作劇が美しいと感じるのは、現実ではなかなかそうもいかないからこそ分かり合える浪漫みたいなのがあるというか、フィクションだからこそなんだろうな)

プリレジェ。
EXILEの親戚が全力で乙女ゲーやってみた!なドラマ
ヒロインそっちのけで王子同士の感情が渋滞していくのがハイパー面白いためシンデレラ願望を本当に叶えてくれるのか?とそわそわしていたけど、最終的にはちゃんとヒロインの果音をリードする熾烈な戦いが幕を開けるのが軽くトリック利いていて楽しい。
果音の演技であることに気づかずガチ恋する馬鹿兄貴こと京極尊人が好きです。

予告で春映画並びしてるの面白すぎた。

ドロ刑。
ムーディーな刑事ドラマを演出しつつ、主人公は最初やる気なくて何故かエンケン演じる大怪盗に発破をかけられるというメゾットがルパパトチックでツボった。
あと土壇場でかかるBGMと主題歌がそれぞれほぼ一種類なのでじわじわくる。
エグゼイドのEXCITE感覚で最高に憎いシーンで流れる「からくりだらけのテンダネス」本当好き。
「からくりだらけのテンダネス」が名曲過ぎて、フルサイズが出るや否や思わずレンタルショップに駆け込んでジャニーズの棚を漁ってはSexyZone楽曲を開拓しました。

コウノドリはHUGプリと同じ脚本坪田文、かつ出産を扱った漫画原作の作品なので、HUGプリ始まるついでに観た時は 子を生む自体の苦しみやハンディキャップを抱いた子に対する葛藤が真正面からシリアスに描かれていて泣くほど面白かったけど、HUGプリで同じ満足感は結局得られなかったので、今となっては紙一重だったんだな…と思ってしまう。

ミタゾノは1期も面白かったけど2期は更に過激というか、汚れものを落とすついでに芋づる式に屑みたいな人間が出てくるので面白すぎた。
女と女による浮気のでっち上げとか、タダ働きさせるクソガバ旅館とか、マジで劣悪すぎて好き。
ヒモメンもナレーションが若干厚かましいけど、無職のスモ―キーが謎の起点と万有引力でアホな奇跡を起こしまくるのが馬鹿すぎて良かった。


オタクアニメに飽きたらドラマに手を出すのも良いと思う。
今期のお勧めは「3年A組 ~今から皆さんは、人質です~」と「刑事ゼロ」

ちなみに2017年ではアイマスKRが間違いなく一番良かったので、吹替版でまた見たい。