虹色プライヴェイトflavor

虹色プライヴェイトflavor

精神が女児な人の備忘録

2017年に観た作品 感想(下半期)

面白かった順に


・NEWGAME!!(2期)
美少女アニメ版エグゼイド
1期はプロローグだったと言わんばかりに、青葉にとっての本格的な正念場みたいな話が増えて、1期よりも格段に面白かった。
ケジメコンペは涙のperiod。

ドリフェスR
アイドルの”本質”を問いかける話が多くて、こちらも1期よりも格段に面白かった。
特に「アイドルにデビューできたからってアイドルになれる訳じゃない」というワードが深すぎる。
自分には何が出来るのか、何を与えられるのか、それを心得てこそアイドル、みたいな熱いアンサーを出しまくってくれたのが良い。
アイカツスターズ2期にこの熱量を分けてほしいと思う。

アイドルマスターSideM
こちらも男性アイドル作品だけど、ドリフェスとは対照的にアラサーの余裕や青春に満ちた和気藹々が多くて良かった。
でもそんな女児向けアニメみたいに明るめな話の中でも、焦燥感に駆られた桜庭薫を取り巻くシリアス面も身が引き締まるし良かった。
ガールズな方のアイマスアニメでももっとこういう上手いシリアスして欲しいと思う。

ウルトラマンジード(&ゼロTHECHRONICLE)
TV本編ではオーブ・Xに次ぐ実質3本目のウルトラマン作品。
前半はパッとしなかったが、リクが自身の生まれを知った上でその運命をひっくり返す活躍を見せ、更にそれがジードの語源に繋がる一連の流れは非常に熱かった。
レイトさんのサラリーマン兼業ヒーローの皮肉めいた無茶ぶりも挑戦的にして、家庭的な描写とバディ的な見所の両面で良かった。
劇場版でガイさんとリクくんが共演するのが今から楽しみ。
また、ゼロクロニクルでやった映画の中では「ベリアル銀河帝国」と「ウルトラマンサーガ」が群を抜いて良かった。

URAHARA
大それたストーリーはないものの、ファッション×バトルというテーマや舞台設定に劇伴の雰囲気でレインボーライブを彷彿とさせる本質的女児向けアニメを感じたのもあり、ひそかな楽しみだった。
しかし中盤のアイデンティティを揺らがす突き落としぶりも思わぬ不意打ちで面白かった。

このはな綺譚
百合漫画の皮を被ったジブリみたいなアニメ。非常に綺麗な作風で良かった。
4話の娘を失くしたおばあちゃんが嫁入り見届ける夢を果たす話があまりにも殿堂入りすぎる。
8話の父と娘それぞれ家庭周りに負い目を抱えるだけでなく叙述トリックが利いた話も好き。

Infini-T Force
タツノコヒーロー版ディケイド。
色んな世界から来た主要人物がヒロインの家という一つ屋根の下で暮らすのといい、親馬鹿なラスボスといい、あらゆる場面で平成ライダー文脈を感じざるにはいられなかったが、ひたすらおっさんが良い味を出していた…。
来月の完結編に値する劇場版も楽しみ。

アホガール徒然チルドレン
悠木碧杉田智和無双。ひたすら痛快なギャグが突き抜けていて良かった。
後者は恋愛群像でクールダウンを兼ねつつも素直にほっこりする。

少女終末旅行
とても良かったんだけど、物語というよりは風景として楽しめた。

ロボマスターズ
中華+ロボコン+ビルドファイターズ
タンタンとジュンが反目しあいながらも結託してく流れが好きだった。
最後までタンタンが中華版小野田君に、ジュンが中華版名護慶介に見えて仕方なかった。
さりげに大久保瑠美さん枠でもあったが、これだけ地味素朴で正統派なヒロインも珍しい。
地味度では弁魔士セシルでやった役と良い勝負なような…

アクションヒロインチアフルーツ
ヒーローショーを題材として真摯に取り上げた意欲作で良かった。
アクションで殴られてる時の苦労とか、版権や場所の問題とか、妙に生々しい。

ひなろじ
なんてことない毎日の積み重ねがかけがえのないタイプの良作。*1
ラクロジは未見だが、戦争後の穏やかな世界というのを加味すると更に味わいがある。

時間の支配者
釘宮のヒロインがエロいのと、トランプを使うバトルがスタイリッシュで良かった。
黒幕が中田譲治さんのせいで言峰感が拭えない。

縁結びの妖狐ちゃん
幼い妖狐スースと彼女のヒモになろうとする青年ゲッショウの前世を巡る不思議な純愛冒険譚
砂雪篇(最初の6話)があまりにもつまらないので絶版しかけたが、新章の王権篇(7話~12話)が面白い噂とフォロワーさん1名による熱烈な勧めにより辛うじて続けた結果段々エンジンかかってきて良かった。
13話以降の月紅篇になってからは一番面白かったし、スースとゲッショウの前世に纏わる話の映像トリックにとても驚かされた。

ナナマルサンバツ
早押しクイズをスポーツのように繰り広げるスピード感が心地よかった。(基本1.4倍再生で見てたせいもある)
ヒロインの棒読みに気を取られてはいけない。

・将棋めし
何故か進兄さんだけいない仮面ライダードライブのほんわか食卓スピンオフ
さっぱりとした和食が多めなのがしつこくなくて良かったのと、霧子なゆたの笑顔が多いのが良かった。

電磁戦隊メガレンジャー(1997)
金曜夕方のニコ動配信でリアルタイムと同じペースで完走。ゲームと高校生という題材が、エグゼイドやゴーストにタイムリーだった。
ある程度青春を犠牲にせざるを得ない健太達の葛藤がしんどい上に終盤の恨まれる展開も辛いけど面白かったし、久保田のおっさんとシルバーの裕作が良き大人を代表する紳士キャラすぎて好き。

AKB0048
戦時下でアイドルするアニメ
極限下でもアイドルという存在の本質に触れこむことや、センターを巡るキャラクター同士の感情的なせめぎ合いを描くことに余念がなかったり、
物理的にアイドルイコールヒーローになり得るという魅せ方がツボだった。
コミカライズも読んだ

きらりん☆レボリューション1期・2期(2006-2008)
主に女児向け作品で打率の高い福田裕子さんシリーズ構成な上に、好物な女児向けアイドル作品なので追い始めた。
ふでやすさんも関わっていてハイなテンションの話が多いのでプリパラの始祖たる空気を感じるけど、月島きらりさんの躍進ぶりがひたすら凄い。
きらりが持ち前のポジティブさや大きすぎる器と才能のオーラによって、どんな困った状況でも辛い状況でも全てを味方に付けていきながらブレイクしていく歩み様はまさに「神」
3期完走したら改めて記事を立てたい。

・HiGH&LOW(2015-2016)
EXILE総出演×ヤンキードラマ。
でもライダー俳優もいるし、5つのチームが抗争を繰り広げながらも最終的に巨大な勢力に刃向っていく話なので、本質がガルパンみたいな半分特撮みたいなドラマ。
映画で特に顕著なのだが、役者自身の身体能力が異常だし、ミュージッククリップの止め画みたく華麗なアクションシーンや随所の馬鹿さ加減にドカドカと金を積んだ様な作品なので、面白い要素しかない。
2期のMUGEN回想編が無限にエモくて好き。新しいバイク買わないとな。
琥珀さんの貫録ある格好良さも良いし、スモーキーも哀愁がある格好良さがあるし、雨宮雅貴のおとぼけな所あるけど決める時は決める二面性が好き。
映画の最終作には間に合ったが完結してしまった。強く、生きろ。


ここからイマイチ

賭ケグルイ
早見沙織が面白い。大半のゲームでルールがよく分からないまま進んだ。

Fate/Apocrypha
終始アストルフォは可愛かったが、あんなに面白かったZeroよりも虚無(ゼロ)だった。
あらゆるイベントがとってつけた感あるし、ジークジャンヌアストルフォ天草セミ以外どいつもこいつも大した活躍が無いまま過ぎていったので、14組も出しておいて行き当たりばったりにも程がある。
Fate/EXTRAは絶対に面白いはず。(原作ゲームやったしCCCもエクステラもやったしドラマCDも全部聴いたしタイプライターも読んだ)

戦姫絶唱シンフォギアAXZ(4期)
だらだらと続いた結果、春映画の領域に突入してしまった。(3期はまだ見所あったのだが)
XDのシナリオをアニメ化した方が良い。

ラブライブサンシャイン(2期)
リアルタイム実況が面白さの9割を占めた奇祭。
前半の茶番振りがやばくて引き笑いしてたけど、廃校が確定して永遠じゃなくて無限というHiGH&LOW文脈に突入した途端、割と面白く思えてきたのでHiGH&LOWは偉大。

ブレンド・S
序盤はキャラ作り×接客で面白かったのにだんだん虚無になっていった。
ほぼ夏帆のおっぱいしか見所が無い。ときめきごちうさクライシスは絶版だ。


年内に観た短編作品
・ONEROOM
・ラブ米(1期・2期)
・GLAMOROUS HEROES
僧侶と交わる色欲の夜に
お見合い相手は教え子、強気な、問題児。
お酒は夫婦になってから
てーきゅう9期
にゃんこデイズ
信長の忍び
アイドルマスターシンデレラガールズ劇場
カイトアンサ
・せいぜい頑張れ!魔法少女くるみ

ラブ米はなんでも米にかこつけるのファビョってたし、
グラマラスヒーローズが異世界転生したアマゾンズ2.5期すぎて笑えた。
魔法少女くるみはお約束レイプの迷作なので是非とも観て欲しい。

*1:自分はまほプリ以来そういう作品に弱い