虹色プライヴェイトflavor

虹色プライヴェイトflavor

精神が女児な人の備忘録

華園みあが創る明日/宇宙を駆ける蝶、転召

3月9日は華園みあの誕生日です。
華園みあは厳密にはプリパラのキャラというよりも、前身となるプリティーリズムの2期目ディアマイフューチャー(DMF)の主人公格である上葉みあをプリパラの世界観に生まれ直させたような存在です。(俗にスターシステムともリ・イマジネーションとも取れる扱い)
筆者にとって"上葉みあ"という架空の人物の存在は、"墓まで添い遂げる"レベルに大事にしている特別なものなので、"華園みあ"の登場はあまりにも不意打ちであり救いであり革命的でした。

"華園みあ"の誕生日は、今は亡きアプリであるプリパズ公式や筐体で突然制定されました。(たぶん)


また華園みあが登場するリークが出た直後に、上葉みあ及びDMF内のプリズミーキャラにほぼ6年越しに誕生日が制定されました

2014年頃に出たプリズムスタービジュアルブック等で誕生「月」だけは制定されていたので、忘れた頃に祝えるようになりました。
なんかれいなの誕生月と星座が噛み合ってなかったらしいので RL贔屓も大概に…とか当時は思ってた

アイドルタイム内における華園みあの功績と昨今のオールフレンズ案件などによる大躍進ぶりはおそらくプリティーシリーズ接している人ならば存じているでしょうが、この奇跡に近い一連の出来事により、みあは瞬く間に年に2度誕生日を迎えられる&14歳の姿と大人の姿と子供の姿で3度おいしい最強の存在になりました。
(真中のんさんは全部で5つぐらい姿あるけど…6P本とかどっかにねえかな…ちり両面同時ファック本はあったぞ…

華園みあと上葉みあの目指そうとしている、彼女達それぞれが口にする”一番”というフレーズが意味する地平はおそらく違うのだと思います。
上葉みあはそれはもう、14歳でそこまで強く何かを持ってる人間なんざ現実二次元問わずそうそういないんだって羨ましくなるぐらい牽引力と熱意の塊で、「自分がいつも皆の前に立って」下克上な野心を持ってがむしゃらに頑張り「皆を未来へ連れていく」けど、
華園みあは、セインツを卒業しても各々の技量で大成していくあいらやみあに対して自分は何の進路もなく世界中をふらついて燻りつつも「妹のしゅうかやプリパラの未来を思って」「あえて道化に徹していた」気がするのです。

上葉はまさしく少年漫画の主人公文脈に喩えるのがぴったりで、華園は精神性を通わせつつもちょっぴりラフなお姉さんの側面が強い。

上葉みあはどこまでも自分の中で、決して倫理や道徳的な正しさではなくて目標高く図太く生きた結果何かを残すという人間的な正しさを見せるエゴの強いヒーローに近い存在感を自分の中で残しているし、一方でセインツじゃなくなってからは金もないし職もないし宙ぶらりんで、優等生な姉に世話になりっぱなしな華園みあは、なんとなく自分を見ているような気がしてしまう。((自分は…職が、ない訳じゃナイデスケド薄給ナンデ…親不孝者ナンデ…))

どちらの彼女も、愛しています。

ここからは、ツイッターに吐き散らかした感情に多少加筆をしながら彼女を見つめ直します。

DMF当時は現実のズミーにアグレッシブな展開を任せていたので、上葉みあとしての曲にはあまり恵まれず、ライブ(ここでは現実のズミーではなく大久保瑠美さんを指す)やグッズみたいな展開も少なくて(せいぜい学校用の用品レベルで絵に描いたようなものは少ない)

でも彼女が現役を張り終えた後はプリティーリズムとしての展開もすっかりRLキ...プリが主流で、表向きも当然プリパラがアクティブなので、(そりゃツアーズMakeitとかASSアニメパートとか多少の恵みはあったけど)(そんなん今となっては雀の涙みたいなもんでしょ)
正直な所、この宙ぶらりんな板挟み状態になってるのが嫌だったので、かなり「飢餓」していました。

古参アピールもおこがましいと思うけど、たぶんキ…プリからシリーズを知ったような人間にとっては、キン…リとしてコンテンツが黎明する以前からRLのオバレみたいな(最終回やツアーズなど、新規ライブや新規曲を主役よりも優先して露骨に厚遇する)男子贔屓の焼畑商法をしていたことに対するやりきれなさを抱いていた当時の人間の感情は「実感として知る事が出来ない観念」なので、難しい。
(2014年末のライブとかプリリズプリパラ合同と銘打っておいてRLとプリパラばっかりで、ADDMF成分はちょっとでオバレはヤマをかっさらうし、大久保瑠美さんと伊藤かな恵さんだけ歌唱ハブられたので、最悪になりました。)

こういうあまりに重い経緯を抱えていた(拗らせていた)のもあり、アイドルタイムプリパラにみあが来たという事実は自分にとってはとてつもなく重くて、また華園みあとして君臨したのちに42話であのみあとしての歌声と”独壇場”のオンステージを披露し、現役キャラクターの背中を押す活躍を見せてしまった彼女は6年に近い自分の渇望の空白を埋めるには十分すぎる快挙でありました。
名実共に「諦めかけていた夢が叶う瞬間」だったのです。(以上の文脈を踏まえるとこの詩は本当に重い)

Dear My Future ~未来の自分へ~

Dear My Future ~未来の自分へ~

  • 発売日: 2018/06/27
  • メディア: MP3 ダウンロード

今までそうして燻っていた自分を完全に『救った』ことで、だらだら付き合っていたプリパラに対して初めて『本気にさせた』という、本当に本当に彼女に寄り添い支えられて人生やってきた自分に新たな色彩を与えた象徴であり、本当に本当に素晴らしい存在なので、本当に本当に感謝が収まらない。

上葉みあという存在に対してこれほどの拗らせ方をして一生分の感情を費やした自分にとって、オールフレンズがどれだけ枕とかで燃えてやらかそうが、それを通じてみあやあいらやなるが6年越しにしばしば新しいお召し物を授かった公式のイラストやコラボカフェを展開してくれたり、昨年末のプリティーライブでもあいらやみあにとっては「これまでほぼ全く縁がなかった」大久保瑠美さんや阿澄佳奈さんの「春音あいら・上葉みあとしての歌唱」を実現してもらえたことは、”福祉”であり”救済”であることには変わりないので、6年越しに陽の目を浴びる事が出来たという事実は本当に重いよ。

はー、こういう”奇跡”があるから人生はやめられない、人生頑張ろうなって思わされる。

あとは頼むからプリパラかオールフレンズのOVAを出してやってくれ!
キ…プリばっかり一番おいしい蜜すすってるのが今でもやっぱりちょっと許せない