虹色プライヴェイトflavor

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精神が女児な人の備忘録

映画キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ 感想


ほぼシエルの為の映画だった。
演出ややり口の数々が、まさにずっと見たかった理想のプリアラという他ないので大満足。
シエル本当大好き。

以下ネタバレ有

第一声に「バカ!」と出る。
バカみたいに楽しい光景しかなかったけど、決めるときは決めるというか心暖まるテイストに締めるし、
まほプリもそういうところあって良かったけど
プリアラ本編は結構暗い話と明るい話が分かれてた上に
最近は割とゆるゆるしただけな回が増えてきて悶々してきた所だったので、
こういうお菓子を悪用しまくってドタバタしたキャッチーさを出しつつ
クックがパティシエとしての苦難から生まれたような、スイーツ作りの核心を突くようなアプローチもバッチリ決める、
まさに理想のプリアラがお出しされた感じで脳内キラキラル無限に出る。

最近のプリアラ、お菓子がなんでも解決できる万能物質みたいになってた分、
この映画はがっつりお菓子(との寄り添い方)を主体にしてるのが最高なので、本編でもそういう話もっとしてほしい。

プリキュアの単品映画はこれまで割とヘビーな題材が多くて、それらも見応えあってそして格好良くて良かったけど
各インタビュー記事でも、今作は第一に観客の子供に笑って楽しんで貰いたいみたいな事を重きに置いてただけのことはあったし、
こういう方向性の移り代わりは歓迎。

あと、シエルが不調っていう触れ込み。
あれ一見ギャグだけどあれシエルにとっては本気で辛いことだったろうな、
みたいなこと考えてしまい、一気に切なくなってしまった駄目な人。

仲間を手に入れて弱くなったみたいな話自体はありがちだけど、シエルにとっては
師匠と一緒に培った技術や経験から最高のスイーツを追求する夢(プロのパティシエとして単身羽ばたきたい気持ち)も
今の仲間達と影響し合って特定の相手を思ってスイーツを作ること(ある種のアマチュア精神)も大事だから、
映画の後半で師匠のレシピを仲間と協力して作ることは、
シエルがそういった自身の想いと実力を証明するのには「最高」の選択だったし、
単身で踏ん張ってきた頃もあるシエルが「応援」されることは何よりも宝だし、
このおかげで変身する時に飛び回るシーンが、まさに色んなしがらみから解き放たれたような解放感に満ちてて最高だし、
プリキュアの力を取り戻す一連の流れはそれこそパルフェ(完璧)だよ。
(でも絵面は気にするな)


プリアラは本当作風もキャラもキャッチーでポップなのが好きなんだけど、
反面それらを活かしきれないぶっちゃけ気怠い話もちらほらあった事に悶々してしまっていたから
そういうタイミングでこの映画を観れたのは幸福だった。
シエル大好き。


他どうでもいいの箇条書き
(当時のふせったーに書いたものをそのままコピペしているので、
一部不適切なものがあります。どれだけテンションが上がっていたか分かると思います。)

・頭のおかしい調理光景、ふでやす概念が頭をよぎる。あいつ落ちながら作ってる…
・巨大ケーキがライダーロボ的なアレにしか見えなかった。スイーツ改変ビームだ。
・パーティ会場で食い倒れなみらリコはーちゃんが無限に微笑ましい
・パーティ衣装のいちかエロい
・待ち時間にいちいち調理台?に寝そべるいちかがエッチだな思った。ボナペティしたい。
・シエルに出来たおでこのアレ、淫紋みたいでエッチだなと思った。
・シエルのおでこパンチ本当愛らしい
・ホイップとパルフェの共同作業マジいちシエボナペティ最高
・ホイップがしがみついて巨大なホイップ絞り出すのエッチすぎる
・いちシエ❤︎いちシエ❤︎
・クックはユルセン以上にきな臭い感じ出てて良かった。
・ジャンピエールに比べたら凰蓮さん(鎧武の天才パティシエ)の方が断然常識人なのが分かった
・シエルが人間になる過程ってパティシエのスキルと比例するのか…
・小麦粉かぶったシエルが可愛い
・シエルが変身中の空間で足掻くの、昨今のウルトラマンが戦ってる最中にインナースペースで素顔が見える的な良さがあった。
いつもの強化変身の流れも一人で持ってってるのずるいというかあと5人が適当だなって感じだった。
・シエルが準優勝コメントで笑顔で塩対応するのゾクっとしたから好き
・巨大ケーキに対して巨大ケーキで対抗したり、倒れたエッフェル塔を馬鹿正直に引っ張って直したりするの、
プリアラのそういうストレートにガキな所めっちゃ好き!!!ってなるやつ