虹色プライヴェイトflavor

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精神が女児な人の備忘録

仮面ライダー 平成ジェネレーションズFINAL 感想

ほぼ火野映司とアンクの為の映画でした。
しかし、それでいてちゃんとビルドの話にもなってるから凄い。
「いつかの明日」を信じて頑張るのは本当に大事。
龍我君頑張って。

以下ネタバレ注意


エグゼイドでちょっぴり出てきたビルド、
あいつが葛城巧なのは割かし予想されてたしその通りだったけど
エグゼイドでビルドちょい出しした宣伝事業さえも拾ってくるセンスにびっくり。

しかも無駄にゲンム1度ボコった事さえも次の勝因を招くきっかけにするのとか天才ですか。
歴代との世界観が違うことさえもガッツリドラマの芯にするセンスにびっくり。

こういう何か凄い難題にぶち当たるけど知恵を巡らせまくって解決への道筋を
泥臭く見せつけながら凄いスピードで物語が加速していくような
そういうエグゼイドらしいニトロっぷりが今作でも健在で、マックス大満足。

世界壁越えて通話する永夢とパラドのバディ感にWみを感じて相当EXCITEEXCITE高鳴る
あれだけ遊び相手が欲しいと固執してぶつかってたパラドが永夢に凄い懐いてるのを見てほっこり
一緒に遊ぼうぜ!

御成と檀黎斗神の親子感なんなんだ…なんなんだよ…(笑いをこらえきれなかった)

オーズの下りは言わずもがな素晴らしい。
本編最終回でアンクが手を伸ばしていたのに対して、
今回は逆に映司が手を伸ばしてくる対比に感動。今日の分の、
アイス!
切ない!(多分おいしくない顔をしてるから)
でもそれが良い!(コンボ)
夢みたいな「いつかの明日」を求めて歩き続けるのが映司君らしさだと思うし、
そういう所が好き。


タケル殿は去年の平ジェネといい本編より素直に格好良く感じるのがひたすらもどかしい。
ゴーストは元の本編が支離滅裂なサイコ極まっていて、残念な面白さしか感じなかったけど
Vシネスペクターと小説版が本当に面白いので、
それらを通ってるか通ってないかで印象が全くの別物なのが難しい。
キャラと世界観は良いんだよ(使い古された言い訳)

紘汰さんのウルトラマン的ビックな助っ人ぶり安心感があるし
オリキャスの弦太郎はやっぱり頼もしい。ヒロインはもう戻らないのに。

戦兎の水くさいラブ&ピースという理念を後々に格好良く感じさせる流れというか
人助け精神が人並み外れまくった紘汰や映司も交えて
龍我に戦う意義を見つけさせるのが、凄く説得力に満ちてるというか
それこそWのハードボイルドに通じるブレなさがあって良かった。

各々の決め台詞で揃わない空気とか、最後それ交えてやりとりする下りとか
そういうポップなお約束を交えていたのもまさに2期ライダーの集大成で良かった。


いつかの明日にWが映像媒体でも戻ってきたら嬉しいなあ(欲望)