虹色プライヴェイトflavor

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精神が女児な人の備忘録

萌黄えもの事を黄色いゴギブリっていうのやめろ、ゴキブリに失礼だろ。 7.27 7.28

3ヶ月ぐらいかけて書き続けてきたぷりちゃんの萌黄えもをいじめまくる小説がもうすぐ完成しそうなんだけど、スマホでずっとその作業をしてたせいなのか「キラッツ」って入力すると変換候補に「ちえおくれ」って出てくるようになってしまった。私は悪くない。萌黄えもがあまりにもちっぽけで基本何もできない無能なクソガキなのが可愛いせいだ。

目次
・きららキャラット
・はんどすたんど1巻
ゴスロリJK無人島漂流記1巻
・女子グルメバーガー部3話
・ポリス戦士ラブパトリーナ1話
・家政夫のミタゾノ(2020)第8話
・劇場版仮面ライダーディケイド オールライダーVS大ショッカー
海賊戦隊ゴーカイジャー29、30話
・かのかり3話
・MIU404第5話
半沢直樹2020第2話


・きららキャラット
紡ぐ乙女と大正の月が珍しく鉄道ネタ豊富で個人的に嬉しい。ただ現在のグリーン車は当時の1等車ではなく、1等車が廃止されて繰り上がった2等車です。おそらく1等車はもうお召し列車みたいなものに近い。
あと碓氷峠超えの話(長野新幹線開業と共に廃止された信越本線の横川と軽井沢の間)を引用してくれたのも好き。まあそういう観点で読む漫画ではないと思うけど。
(鉄道趣味にしてる人間の品性が疑われる事があまりに多いのであんまり公言していませんが筆者は昔鉄オタでした)
恋アスも安定して面白い。堅実にタメになる話を定期的にやってくれるのが好き。どちらも来月休載で悲しい。
NEWGAMEがまた急に話が重くなってきてる…
メイド下着が露骨な百合シーンしかなくて草。

・はんどすたんど1巻
主人公が悲しいほどにBAKA担当ろり体型で好き。以上。例の格安セールで3巻まで買ってあるので近々読もう。

ゴスロリJK無人島漂流記1巻
キャラデザが好き。ボケツッコミのノリや時折はっちゃけたり腹の底を探り合ったりするような所が「ななどなどなど」に近しくて読みやすい。ガスコンロ代わりのヤギとメイドキャラがいるからサバイバル物としては論外だけど、無人島で美少女達がオシャレに暮らそうとする趣旨的には「ソウナンですか?」と被らずに済んで良いのかもしれない。

・女子グルメバーガー部3話
パイナップルが画面中に広がった。今回は主役がいまいちなのか話がいまいちなのかあんまり面白くなかったな。

・ポリス戦士ラブパトリーナ1話
仮面ライダーデジモンの裏なので、基本的に(配偶者と娘を持たないような悲しい独身のオタクな)大人は誰も観てくれないガールズ戦士シリーズも4年目ですよ。ミラクルちゅーんず時代は10時半(現在のミュークルドリーミーと同じ枠)だったので、まだニチアサのデザート代わりに見てる人は結構見かけたのだが、月曜0時のあにてれ配信頼みになったマジマジョからはたんと見なくなった人が多い。自分は全シリーズ見てますが。
ファントミも公開初日に観に行ったけど自分以外は皆ファミリー層でしたね。初日はわざわざ秘境を選んで行ったのでアクセスの悪さもさることながら騒がしい子供も多いし映画自体に興味が薄いのかバリボリスナック食べてる親御さんが気に障るしで大変だった。
本題に戻すと、ファントミが前二作よりもコメディタッチなのと主役が皆超好みの顔立ちなのとでGirls²追っかけ始める程度には奇跡のシリーズだったので、多少ハードル高い状態でのスタートになったけど、サライ続投してるのとなんだかんだで愛羽ツバサもかなり素朴であざといのが*1堪えて満足したので、今年も楽しめそう。いや真面目に。
変身する直前のシーンでTシャツから腋が無防備に出てるのに気を取られてしまったので、まずは自分の身なりを取り締まってほしい。
あと猫ちゃんスタイルとキャンディスタイル考えた人は(このシリーズは本当に純然にメインターゲットの女児のための特撮なので、ニチアサ本家の3タイトルやプリティーシリーズと違って所謂オタク媚びは1000%ありえないし、絶対にそんな下心はないと思うけど)結構やばいと思うので割と拗らせたろりこんなのではないかと勘繰ってしまう。
ヘンテコな悪役が出てきて、街の人をおかしくして、アイドル感覚でヒロインが出てきて浄化してチヤホヤされるという、話の様式がなまじファントミとほとんど変わらないのは逆に凄いというか、それだけファントミがウケたんだろうなって実感する。(前二作は敵キャラが追加戦士になるとか個別に試練バトル回あったりとか主役のピンクが声を奪われて曇るとか、プリキュアの後を辿るような展開も多かった)(5chのふぁんとみすれで前二つよりも単調になってつまらんとか言われてたの分かってないなーって、ちょっと根に持ってる)
裏局をdisりたいわけではないけど、特にライダーやプリキュアは長い歴史のブランドを守るために選択肢が狭まったり色目(多様性とか)を使ったりしてる印象があるから、ガールズ戦士は今は少なくともそういうの要らないというか絶対にしない安心感があって、これぐらいシンプルでいいんだって言いたい。


(…えっちすぎでは?)

・家政夫のミタゾノ(2020)第8話
ネット記事もマスコミもピンキリなのは変わらないからネットをあまり露悪的に描写するのは芳しくないのではないかという懸念はあったものの、最終的にはジャーナリストの父親が賭博(賄賂?)でネタを掴んでたことがバレることでマスコミの胡散臭いケースもちゃんと出してるのが良かった。
父親がジャーナリストで汚いネタの掴み方をしてて、母親がネットで他人を特定して叩くことに専念してる厄介をしてたらめぐりめぐって自分の家庭が標的になってしまう因果応報を味わって、両親が不甲斐ない中で実は円光を疑われてた娘が一番ジャーナリズムの模範みたいになってるのもトリックが上手すぎて唸る。
ただ普通の取材なのに隠語の伝言したりラブホ使ったりしてるのは無理がある気がするけどまあ誤差。
あとジェームズ神山が最後までよく分からない奴だったのと、鬼女の母親が劇中最強キャラみたいに言われてたのも草。USB片手で壊せるなら二本目も壊せばいいのに、ていうかそもそも母親もわざわざ見せびらかすなよって思うのはゼロワンで似たようなことがあったせいかな。
1期からずっと観てるが、センスの進化が半端なくてどんどん面白さが増していったので凄い。

・劇場版仮面ライダーディケイド オールライダーVS大ショッカー(YouTube配信、当時劇場で鑑賞済み)
唐突に雑なライダートナメが始まり、雑に門矢士が大首領になって仲間を裏切り、かと思えばヤンデレな妹に秒で裏切られるっていうジェットコースター展開が半端ないので春映画の先駆けみたいな代物の一つだ…
夏海も一度はおこになってもなりゆきで許すし。
でもタイトル通り平成1期及び昭和の全ライダーとショッカーが激突したりショッカーの城にライダーキックかましてくジオウOQに肉薄する思い切ったシーンがあったりディケイドがJを依代に巨大化したりする山場は素直にエンタメ作品としてかなり良いセンスをしている気がする。

海賊戦隊ゴーカイジャー29、30話(配信2周目)
アバレピンク(大嘘)という当時の小ネタまで拾う上にアイムのエロ一歩手前なコスプレ祭りで目に嬉しいユニークなアバレン回と、ジョー(ゴーカイブルーの方)とバリゾーグの因縁を大原丈の当時と照らし合わせてケジメをつけさせようとする哀愁の光るライブマン回、どっちも対照的ながら本当に面白い。
ワルズギル君は基本バカキャラなのにやることはエグいよね。

・かのかり3話
嘘つきが嘘を積み重ねて後に引けなくなってくのはたまによくあるパターンだけど、これはまさにそんな感じだ。
無理に二兎を追おうとする畜生な男とその片方の畜生な女と仕事で彼女やってんのに巻き込まれた不憫な女によるスリリングなラブコメ風ホラー的な喜劇が過ぎるので面白い。

・MIU404第5話
相棒18でもその手の話あったけど外国人労働者にまつわる話はだいたい胸糞悪い法則。そして2週続けて後味の悪い話で草。
伊吹(綾野剛)と志摩(星野源)の凹凸なバディ関係で見やすくした上で、話のメインになる事件の裏にそういう社会的風刺を混ぜたり先入観で外国人が犯人とみけかけてトリックでその裏を描くのが上手い。
水森が歪な社会を変えようとするレジスタンス的な背景を持ってるのしんどいな…
その上今後の不穏なフラグもいくつかあったし、前々回の陸上部潰されてピンポンダッシュしてた輩の捕まらなかった生徒も今後活かされるみたいだし期待。

半沢直樹2020第2話
郷田さんがおっさんずラブの四宮で草。
目の前一人の顧客の為に全力をかける、その為なら目上を敵に回しても構わないリーマン精神を説く半沢がますます平成ライダーチックだ。
1期以上に半沢な激情態になってる気がするので完全に金融の形を借りた極道の喧嘩に拍車をかけてきてる…もうこれHiGH&LOWと寸分違わないステゴロ系ドラマなのでは…
瀬名さん社長が会社経営と親友関係の間で追い詰められて不機嫌になってしまったけど森山の本意を知ってしっかりお詫びしたり、自分を利用しようとした広重のおっかなさにカンカンになりつつも半沢に助けを求める哀愁があるの、なんだか人間味溢れて共感できてしまう。
1期では全ての元凶みたいになってた大和田が今度は馴れ馴れしく手を貸そうとしてくるのが完全にエボルト。
三木も手のひら返しまくってるのに踏んだり蹴ったりで不憫だが、出向してきた部下が勝手に本社に喧嘩売るので頭を悩ませてそうな岡社長も大概苦労してそう。
顧客の肩を持ったせいで更に窮地に立たされそうな引きで3話行くし、本当このドラマ面白い。

*1:下半身に