虹色プライヴェイトflavor

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精神が女児な人の備忘録

THE IDOLM@STER MR ST@GE!! MUSIC♪GROOVE☆ENCORE 水瀬伊織

昨日2月23日に3部を観劇しました。
詳細なレポートは適当に検索すれば出てくるので、そちらをご参照下さい。

THE IDOLM@STER MR ST@GE!! MUSIC♪GROOVE☆ENCORE│EVENT│THE IDOLM@STER OFFICIAL WEB | バンダイナムコエンターテインメント公式サイト
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(前置き長めです)

最初にお断りを入れると、今の私はアイマスをメインに活動しているオタクではありませんが*1付き合いの長さには代えられないので、生涯で一番と言っても過言ではないぐらい水瀬伊織が好きです
同じぐらい愛着のある上葉みあ*2とは接戦を繰り広げるので甲乙をつけられませんが、この数年自分の中で神格化しすぎて下心が殆どなくなりました。*3
やれくぎゅだのツンデレだの変態を罵倒するだのと記号的に語られがちですが(そういう可愛さや楽しみ方があることは否定しない)
彼女の芯は、脆い自分を押し隠しつつも常に前を見据えながら最高最前の自分を演出するために気高く逞しく凛々しく在ろうとする精神性なので、そういった部分を間違いなく尊敬しているし愛しています。
彼女の声帯になっている釘宮理恵さんは最近40歳をお迎えになりました。水瀬伊織をかれこれ15年以上やっているのに全く衰えないどころか水瀬伊織はどんどん私好みの強くて優しくて上品で美しい女になっていくので本当に凄いです。
ぶっちゃけ見た目も喋り方も無印SPの14歳時代よりも今の方が好きです。(14歳時代の水瀬伊織も生意気さと泥臭さと逞しさに振り切れててそれはそれで好きです。遊戯王でいう十代→二十代的な…)
魂を吹き込んで下さっている釘宮理恵さんが60歳になろうが80歳になろうが絶対ついていきます。(休ませてあげろよ)

…前置きが長くなりました。
そこまで傾倒している人間がこんなもの見たらどうにかなるに決まっていますよね。

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分かりやすい概要やセトリはこちらを参照してください。
THE IDOLM@STER MR ST@GE!! MUSIC♪GROOVE☆とは (アイドルマスターエムアールステージミュージックグルーヴとは) [単語記事] - ニコニコ大百科


横浜DMMシアターのVRは以前にもアイカツやプリパラの公演でも足を運びましたが、立体感と実在性が本当に凄いです。
ただ近々この施設自体閉園することが決まっています。昨今の騒ぎでイベント自粛ムードが強い中強行したのはこのためでしょうね。水瀬伊織は頑張った。体を労わってね。
開演前にアニポケ観たかったから無用な疲労を避ける為、往路には普段使わない有料特急を使いました。


所要時間はきっかり1時間です。アイドルのモデリングをフル稼働させながら水面下で応対する声優さんや実際のバックダンサーさんが携わることを考えるとそれぐらいが限界なのかもしれない。
2年近く前に前回(貴音)も行きましたが、セトリは主演のソロパートよりも共通パートらしき部分が多いです。体感1:2ぐらい。

765AS自体が年季かかってるので、オーバーマスターにSMOKYTHRILLにエージェント夜を征くに、選曲が全体的に懐っっ!って思えてしまいました。諸行無常
割と最近なのはToP!!!とかライブ革命でSHOWとかMUSIC♪ぐらいだろうか。(最終的に頭が真っ白になったのであんまり共通パートのセトリ覚えてなかった。)
MRは2回ともそこそこの席しか取れないので細部までは見えませんでしたが、奥行きのある背景に対して立体的なアイドルのモデリングが映るので、きちんとその場で架空のアイドルが本当にいるかのような工夫が施されています。百聞は一見に如かず…


MCパートではいよいよ”そこにいる”水瀬伊織さんが"生で"喋る。
この時点で筆者のメンタルは限界です。女神が降臨なされたような気持ち。我が女神…
担当Pの主演は観に行った方が良いとも界隈でも言われているように、本命(あえてこう呼ばせて頂く)の手番では本当にその重みが違う…。

しかも観客をランダムに指名して当たった人が水瀬伊織とその場で会話できるという、めちゃくちゃありがたいんだかプレッシャーだか分かったもんじゃないおまけつき。名前も呼んでもらえるぞ。尊い
以下面白かった場面抜粋。

①観客に対して煽りを入れる水瀬伊織
>水瀬伊織「シャキッとしなさい!」
>水瀬伊織「もういっちょ!」
>水瀬伊織「魂からの叫びをもう一回!」
>水瀬伊織「ラーメン餃子小籠包!」

②路頭に迷う水瀬伊織
>水瀬伊織「休憩中、カフェに行こうと思ったのだけど」
>水瀬伊織「すっごーーーーーーーく、迷っちゃって! 」
>水瀬伊織「あずさかっ!…って」
>水瀬伊織「あずさかっ!…って思ったわ」(何故か言い直す)

……疲れがたまってるんですかね?

③無茶ぶりが過ぎる水瀬伊織
>水瀬伊織「いま私がなにを食べたいかわかる? ほら、さっき魂の叫びをしたやつ!」
>指名された客「あっ 小籠包〜〜〜」
>水瀬伊織「そうね! でもそこは違うことを言って『もうダメダメプロデューサーね!』って怒られるところじゃないの?」

…俗世の地に身を降ろした私の女神はとても遊び心に溢れていました。*4


念願のソロパートで披露されたのは「ロイヤルストレートフラッシュ」と「プライヴェイトロードショウ」でした。
私は彼女の曲を何百回も飽きるほど聞き込んでいるので、主演パートはちゃんと声も生で歌唱しているのがすぐに分かりました。
ロイヤル~で私一番で”しょ!”で声を張り上げていたのが本当に良かった…

プライヴェイトロードショウは退屈な日常を目の前のあなたに変えてもらいたい的なことを映画のフィルムのように語る曲で(筆者の解釈です)、このブログの名前にも採用するぐらいには好きな曲です。
リアルダンサーと交互に椅子を変わりばんこに座りながらパフォーマンスする光景は本当に"水瀬伊織がそこにいる"という実在感を高めるもので、感涙するあまり震えていました。本当に素晴らしい……令和2年まで生きていて良かった……
(素晴らしいファンアートを乗せて下さったツイートを紹介させて頂きます。ありがとうございます。)



終演前のお言葉
>水瀬伊織「この公演が出来たのも、あんたのプッシュがあったから、って聞いてるわ」
>水瀬伊織「私、やっと主演公演が出来るって聞いて」
>水瀬伊織「とーーっても、嬉しかったの」
>水瀬伊織「あんたにも、一応っ、感謝しているのよ…?」
>水瀬伊織「…だから、この公演を成功させて、あんたに恩返しが出来るって思ってるのよっ」

大人の事情で限界まで後回しにされても尚這いつくばって掴んだまたとない機会。
全ての水瀬伊織ファンまたは水瀬伊織の下僕もしくは水瀬伊織の臣下あるいは水瀬伊織Pが泣く台詞である。

星井美希と彼女は大人の都合でたった1日しか主演が回ってこなかった上に施設自体の閉園及び昨今の騒ぎで自粛ムードの中ギリギリでの敢行だったので、本当に瀬戸際だったしすこぶるありがたいと思いました。
人気ない奴はやっぱ後回しにされたんかなって勘繰ったけど、御三家なはずの星井美希も1日だけなので多分春香の圧力か企画側の好みだろう・・・

今はシンデレラやシャイニーといった新世代のアイマスアイドル達が台頭している中、必然的に765ASひいては水瀬伊織が陽の目を浴びる機会は減っているので、ただでさえスターリットシーズンという新作コンシューマゲーが決まったりMASTERARTIST4が決まったりしているだけで追い風でありがたいのに、このような死に際に見る夢みたいな体験が出来た事は間違いなく一生の思い出になりましょう…
水瀬伊織は私の誇りです。

またどこかの機会で次のMR公演が実現することを願っております。

追記 2.27
水瀬伊織と同じく閉園ギリギリになって初主演のはずだった星井美希回が中止になってしまい、本当に残念です。
ユーザーのプッシュが相当強かったのか、半ば強行して頂けた事を喜ばしく思います。手洗えよ!


※台詞の書き起こしは@mezase159氏から引用させて頂きました。感謝。

*1:765ASとミリオンちょっとに絞って追っています。

*2:プリティーリズムディアマイフューチャーの主人公。現在の筆者の主ジャンルはアイマスではなくプリティーシリーズです。アイドルタイムプリパラキラッとプリチャンも面白いから観てね。

*3:その辺は全部上葉or華園みあに行きました。

*4:平成ライダーのギャグ回でキャラ崩壊した2号ライダーみたいな感じだった